前回は5000年前には既に存在・認識されていた?なんて話をしましたが、そもそもツボってなんなんでしょう?
まず、名称ですが専門的には「経穴」って呼び方をします。
WHO(国際保健機構)では人体の生理機能、病理変化が体表面のある特定な場所に表れる敏感点及び反応点として考えられており、鍼灸の刺激点として理解されてます。
更に踏み込むと、西洋医学においては経穴とは内臓の異常がある一定の離れた場所に表れる現象、つまり生理学的専門用語では内臓体壁反射を軸に考えてます。
また、例えば「腰が痛ければ痛い辺りに鍼をする」なんて考え方もあります。
これは「阿是穴」と言って、押して反応のあるところに治療する比較的シンプルなやり方です。
今、日本で受けられる鍼灸の大半がこのタイプの治療になります。
治療の対象は基本的に肩こりや腰痛など整形外科的な疾患が対象です。
そして、これら上記の考え方は鍼灸医学の歴史の中では非常に新しい世界観の話になります。
一方で、非常に数は少ないのですが、現代日本において伝統鍼灸学を追及・研鑽してる鍼灸師もいます。
彼らは鍼灸医学の原点を意識し、歴史上の偉大な天才・名人の残した医術書から現代に合わせて治療のヒントを得ようと模索してます。
それらによれば、経穴は「星」のような存在で、星を結んだ星座のような存在が人体には複数存在するお考えてます(○○の拳のケン○ロウを彷彿させますね(^_^;))
そして、複数の星座は互いに干渉しあい、星座のなかの星々も干渉しあいます。
さらに重要なことは星・・・つまり経穴の中にも世界が広がってるという事です。
ツボの中の世界観に着目し、脈診など診察で得られた情報と照らし合わせて、初めて診断・治療を行うわけです
皆様の身体にあるツボは決して「点」のような存在ではなく、ましてやたまたま出てきた反応などではありません。
5000年前のミイラ、アイスマンさんの世界もきっとこんな価値観で治療されてたのではないでしょうかね?そうじゃなきゃあんなところ(ツボ)選ばないかも・・・
ロマンですね~(*^^*)
それではまた!
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西宮 の鍼灸院 内田古訓堂でした(*^^)v