アーカイブ: 2014年4月18日

患者様対治療家との関係

つくづく感じていることなのですが・・・

 

それは

 

患者様と自分(治療家?鍼灸師?)との距離感についてです。

 

例えば、車いすに座った方に対し、手をかざして又は言葉をかけて・・・

「さあ、あなたはもう立てます」

なんて神様や宗教家の先生のような技は僕には出来ません(≧▽≦)

言葉で治す・・・本当に凄い事だと思います。

 

僕に出来る事は、あくまでも鍼やもぐさを用いて(介して、)患者様の「治る力」を少しだけ引き出させて頂く事が中心になります。

では、言葉は必要無いか・・・・そんな事は絶対に無いと考えてます。

言葉も含めて、距離感が大事だと思うからです

何故なら・・・

患者様の状況は常に変化します。

施術後はもちろんなのですが、施術中も刻一刻と変化していきます。

その変化を汲み取る基準として東洋医学者は、脈なんかはもちろんなのですが、目力・呼吸・体温・肌艶・舌・声・・・・果ては寝息までを判断材料とします(*^^*)

 

問題は、それらの貴重な情報をどれだけ意味を持って収集できているか?なのです。

これらは何も施術の中だけの話ではなく、会話(問診やさりげない会話など)の中でも現れます。

特に当院のようなメンタル専門鍼灸院では顕著です。

一つの会話が折角築いた治療家と患者様の関係を壊してしまったりすることは、本当によくあることなのです。(対人関係としてなら、普通の方の日常でも多いですよね(≧▽≦))

更に、ある一定の言葉に対する反応の些細な変化を見逃さないなど、極めて慎重な観察力が必要になってくるのです。

 

たくさんのベットを並べて、患者様をベルトコンベアの商品の様に一度に次々さばくようなスタイルは伝統鍼灸・・・少なくともメンタル系疾患の患者様にとっては不適となりやすい訳はここにあります。

 

治療院としての効率は悪く、経営面では問題外なのでしょうが・・・

 

それでも!

 

落ち着いた環境で、ゆっくりと時間をかけて・・・・

内田古訓堂の東洋医学の真骨頂という訳ですね(*^^*)

 

 

うつや気分症、神経症やパニック障害、薄毛や脱毛、アレルギーや喘息、自律神経のアンバランスからくる肩こりや腰痛・更年期障害・不眠症など、ストレスや自律神経からくる悩みは、日本人が伝統的に頼ってきた素晴らしい治療法で解決してみませんか?

 

一度気楽にご相談ください(*^^*)

 

きっと世界観が変わると思いますよ!(*^^)v

 

 

西宮の鍼灸院 内田古訓堂でした(*^^)v