アーカイブ: 2014年2月25日

朝の光をを浴びてますか?

朝の光が大事ってこと・・・ご存知でした?

「そりゃ知ってるけど、なんで?って聞かれるとね~」

って方、多いんじゃないでしょうか?(*^^*)

ズバリ!人の眠りと太陽の光は非常に密接な関わりがあります。
地球の自転と人の生活リズムをコントロールしている「体内時計」は人によって異なるものの、大体プラスマイナス1時間程度の幅の中でズレてます。

したがって毎日一時間程度のズレが生じてしまうことになるのですが、その調整をしているのが太陽光(朝日)です。

 

毎朝朝日を浴びることで交感神経が刺激され、脳が覚醒して地球の自転と人の体内時計のズレを解消してくれているのです。
このとき脳内の神経伝達物質であるセロトニンが自律神経に働きかけ、交感神経を刺激して脳を覚醒させます。

日中は交感神経が優位に働くため、活発に活動することが出来、夕方から夜に掛けて、徐々に副交換神経が優位に働き始め、体がリラックスした状態になり、自然と眠くなります。
この時は睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されています。

朝日は交感神経を刺激する作用のあるセロトニンの働きに欠かせない存在であり、睡眠ホルモンであるメラトニンはセロトニンにより分泌が促進されるという性質を持っているため、「日中活動して夜眠る」という私達の一般的な生活リズムに、一日が始まる朝に起きて太陽光を浴びるということは、人が生活リズムを維持する上で非常に重要な行為なのです。

 

カーテンを閉めきって日中暗い部屋の中で過ごしたり、太陽光を浴びないような夜型の生活を続けると、体内時計が乱れ、時差ボケのような状態になったり慢性化すると、セロトニンの働きが鈍くなる場合があり、そうなると不眠症や睡眠障害、自律神経失調症やうつ病などの精神疾患にもつながります。

夜勤の多い職種では「ガン」や「心筋梗塞」「脳梗塞」の発症頻度が高いというデータもあります。

しかしながら・・・

現代社会では生活様式も多様化し、不規則な生活、夜型の生活をする人も増えています。
また、テレビやパソコン、ゲーム等、自然な太陽光以外の人工の光にも囲まれて生活している人々は、日中自然な光を浴びて活動し、夜は暗くなって眠る、という本来のリズムとは異なるバランスで生活しており、様々な睡眠に対する悩みはある意味当然の成り行きなのです。

 

不眠の方や、多忙やストレスで疲労感が抜けない方・・・

生活のためにも「夜型生活」を解消できない方・・・

 

まずは鍼灸・東洋医学で身体の悩みを解消しながら、徐々に生活を変えていってみませんか?

 

肩こりや腰痛はもちろん、うつや倦怠感、神経症やパニック障害、薄毛や脱毛、アレルギーや喘息、自律神経のアンバランスからくる更年期障害・不眠症など、ストレスや自律神経からくる悩みは、日本人が伝統的に頼ってきた素晴らしい治療法で解決してみませんか?

 

一度気楽にご相談ください(*^^*)

 

きっと世界観が変わると思いますよ!(*^^)v

 

 

西宮の鍼灸院 内田古訓堂でした(*^^)v