今回は肩こりを少し東洋医学的に診てみましょう!(*^^*)
「鍼灸重宝記」(日本古典医書)では肩こりを痃癖(げんぺき)と表現してます。
痃とは筋肉が引きつる・・・という意味で、癖はクセですから、慢性的な筋肉の引きつりと理解したらよさそうです。
東洋医学においても肩こりは非常に多彩に分類されますが、中でも五行の中では「肝」「脾」「腎」が関与しているケースが多く、また経絡では「陽明」「督脈」「太陽」「少陽」が多いです。
「肝」・・・目の疲れ、事務作業、ストレス、労働、高血圧→血の問題が中心
「脾」・・・暴飲暴食、胃腸問題→痰飲が中心
「腎」・・・過労、高血圧→水不足
「陽明」・・・首の前(鎖骨の辺り)
「督脈」・・・真後ろ、背骨に沿い
「太陽」・・・肩甲間部
「少陽」・・・側頭部から肩の稜線付近
などなど、一概には決して言えませんが、こういう特徴があります
つまり、五行で原因を判断し、経脈で発症部位を確認する・・・ということですね。
ただし、長期化してるほど原因が複雑化している傾向もあります。
診断によっては重篤な原因も考えられます(心臓疾患や大動脈の問題など)。
肩こりを治すのはもちろんですが、原因を東洋医学的に見極めることは、身体全体のバランス(宇宙)を整え、本当に健康な身体を手に入れることが出来る訳ですね!(*^^)v
肩こりや腰痛はもちろん、うつや倦怠感、神経症やパニック障害、薄毛や脱毛、アレルギーや喘息、自律神経のアンバランスからくる更年期障害・不眠症など、ストレスや自律神経からくる悩みは、日本人が伝統的に頼ってきた素晴らしい治療法で解決してみませんか?
一度気楽にご相談ください(*^^*)
きっと世界観が変わると思いますよ!(*^^)v
西宮市内はもちろん!芦屋・伊丹・宝塚・尼崎・大阪市内・神戸などからも交通・アクセスで便利な・・・・(*^^)v
西宮の鍼灸院 内田古訓堂でした(*^^)v